サイド-バイ-サイドセル(水平型セル):特長
PermeGear Side-bi-side cells
Crown Glass Company社のサイド-バイ-サイドセルと同等の水平セルです。より正味の膜透過速度の実験に使用されます。

ドナー側、レセプター側の各々のチャンバーにスターバー(磁石)を置いて個別での攪拌が可能です。また各々の側の温度を目的に応じて変更して膜透過実験することもできます。平面の膜だけでなく、球面の膜にも対応したセルもご用意しています。

セル一式
クランプの面は平面グラウンド(すりガラス状)になっており、薄い透過膜でもリークすることなく使用が可能です。また不均一のメンブレンに対応できるサイズ別のテフロン製のガスケットをご用意しています。サイドバイセルズ(Side-Bi-Side Cells)とは隣合わせた水平の2つのセルの複数を1対としていることを意味します。セル一式には写真のようにドナー側、レセプター側の各セル、スターバー(攪拌用の磁石)及びストッパー(サンプリング・ポート用)が含まれます。
サイド-バイ-サイドセル(水平型セル):使用方法
使用方法
規格品のセル容量はオリフィスの直径が5mm~15mmによりきまってきます。メンブレンを二つのセルが合わさる接合部に挟み専用のセル・クランプでこの部分を留めます。クランプの締付けノブを回してセル同士をゆっくり固定します。

攪拌装置(任意またはHシリーズ)の磁石部分にこれらを一式を装着します。(Hシリーズの攪拌装置であれば専用のピンをクランプの穴に差し込みます。)
Hシリーズスターラー
水平セル自動経皮吸収試験システム
水平型拡散セルを用いた持続的フローによる経皮吸収・膜透過試験システム
PermeGear Side-bi-side Cell Automated System
■フラクションコレクター(左前の図)によりユーザーは最大6つのセルから各々サンプルまでを採取することが可能。(H3スターラーをセル2つに増設した場合。)
■図は反時計回り1)フラクションコレクター、2)H3スターラー、3)ペリスタルティック・ポンプ、4)リザーバー(バッファー瓶)です。
■使用するバイアルは任意で選択可能。(標準で直径 28mm、20ml用バイアルに合わせたラックが付属。)
■使用するセルは使いやすく標準的な水平セル(開口部9~15mm程度)を使用します。レセプター容量は3~12mL程度。
■現在すでにご使用の物を流用して、ご予算に合わせたシステムの構築が可能です。
持続性フロー方式
PermeGear社製の自動経皮吸収試験システムについては全て以下のような「持続性フロー方式」を採用しています。「全自動化システム」ではない反面、より研究目的に経皮吸収実験を行う場合に高い利便性を有しています。
ここでいう「全自動化システム」ではレセプター溶液を自動でサンプリング後、HPLCへ。その後レセプター溶液分を全量自動で交換します。
①ペリスタルティツクポンプでリザーバーよりマニフォールドを通じてレセプター溶液をセルへ。
②セルのジャケットは恒温層からのお湯で35-37℃程度に加温・維持される。スターラーのマグネットで透過中は攪拌も行う。
③セルにレセプター溶液を満たし、泡抜きが行われた後、使用される試料をドナーチャンバーに適用。
④設定された間隔でレセプター溶液がフラクションコレクターのバイアルに採取。
⑤サンプリングが終了した後、バイアルをマニュアルで分析のために取り外す。(HPLCへ)
サイド-バイ-サイドセル(水平型セル):関連製品
スターラーHシリーズ
H-Series Stirrers for Horizontal Cells

- 純正フランツセル、水平セル、インラインセル用にデザインされた共用タイプのスターラーです。スターラーは使用する水平セル数(1、3、9)により選択します。
- 写真の<H9>は水平セルを9つまで搭載可能です。Vシリーズとは異なり別のタイプのセルも搭載可能です。フランツセルもしくはインラインセルでは通常その倍の18つまでスタンドを変更することで搭載可能です。
- セル内のスターバー(マグネットの攪拌子)を動かすためのモーターが水平セル1つに対して等距離で2つ搭載されています。専用のスタンドを取り付けることでフランツセ又はインラインセルではこれらを2連にコンバートして使用します。
スターラーHシリーズ - 基本仕様・型番
適用セル |
PermeGear製フランツセル、水平セル又はインラインセル
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本体材質 |
1.5mm厚ステンレス
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マニフォールド |
アルミ製マニフォールドを背面に配置
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温度調整 |
外部機器により調整(恒温層等)
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回転数 |
500rpmもしくは600rpm(固定)
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ホルダー |
専用スタンド、水平セル用クランプ又はツインフローシステム(インラインセル使用時)
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スターラーHシリーズ |
<H1B>1連Hスターラー
<H3>3連Hスターラー
<H9>9連Hスターラー
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スターラーHシリーズ - Valia-Chien Cell Stirrer |
球面膜用水平拡散セルを使用する際の専用スターラーです。通常のHシリーズに比べ攪拌用のモーター位置、横幅とも長く設計されています。
<H1-2>Valia-Chien Cell用1連Hスターラー
<H3-2>Valia-Chien Cell用3連Hスターラー
<H9-2>Valia-Chien Cell用9連Hスターラー
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スターラーHシリーズ - Super Cell Stirrer |
Super Cell (30mm、50mml以上の大型水平拡散セル)を使用する際の専用スターラーです。
<H1-SC>Super Cell用1連Hスターラー
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ネイルアダプター
ネオフロン製ネイルアダプター
品番 NA-03-NF
3mmの開口部分も持つ幅28mmx長さ34mmのネイルアダプターです。上下のパーツ、クランプ時の漏れ防止用Oリングとステンレス製ねじ(密閉剤の有無にかかわらずアセンブリを固定する)から構成されます。材質は吸着を防ぐネオフロン(Neoflon)を採用しています。
ネイルアダプターにはガラス製セルで漏れがなく挟み込めるようにゴム製のOリングが上下に付属します。
注)ネイルアダプターの厚みは10mmほどあるため、使用にはValia-Chien Cell(球面膜セル)用クランプを使用します。標準クランプは使用できません。また専用スターラーもValia-Chien Cell(球面膜セル)用を使用します。
サイド-バイ-サイドセル(水平型セル):規格
規格
製品番号について
製品番号は通常2桁のコードをハイフォンで組み合わせたものになります。
1.最初の二桁はセルのタイプを表し、5Gが規格品のサイド-バイ-サイドセルになります。
2.2番目の2桁はジョイント部分の形状について表されます。-00はフラット・グラウンド・ジョイント -03は球形ジョイント
3.3番目では00で透明、01は褐色ガラス。
4.05-15でオリフィスの直径をミリ単位で表記。
5.必要に応じて容量をml単位で表記。
例1) #5G-00-00-12 >>>12mm の透明なサイド-バイ-サイドセル
例2) #5G-00-01-09-02>>>9mmで容量2mlの褐色のサイド-バイ-サイドセル
標準品
品番 |
品名
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|---|---|
5G-00-00-05-3.4 |
水平セル(5mm、3.4ml)-平面グラウンド(クリア)
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5G-00-00-07-3.4 |
水平セル(7mm、3.4ml)-平面グラウンド(クリア)
|
5G-00-00-09-3.4 |
水平セル(9mm、3.4ml)-平面グラウンド(クリア)
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5G-00-00-11.28-3.4 |
水平セル(11.28mm、3.4ml)-平面グラウンド(クリア)
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5G-00-00-15-05 |
水平セル(15mm、5ml)-平面グラウンド(クリア)
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特注品-水平型拡散セル
文献・資料
経皮吸収・膜透過試験
Performances of High Numerical Aperture Water and Oil Immersion Objective in Deep-Tissue, Multi-Photon Microscopic Imaging of Excised Human Skin - Dong, Yu, Kaplan, So
The Effect of Calcium in Orange Juice on the Oral Absorbance of Doxycycline and Ciprofloxacin - Okpodu, Dash, and Carter
The Role of Permeability and Ion Transport in ConformalCoating Protection – Mensah and Hunt
A Simple, Cross-linked Collagen Tissue Substitute for Corneal Implantation - Liu, Gan, Carlsson, Fagerholm, Lagalt, Watsky, Munger, Hodge, Priest, and Griffith
Determination of Substrate Permeability In Vitro by RP-HPLC
and Convective Interaction Media Coupled Disk HPLC – Avery, Audus, and Aced
Evaluation of Fluorescent Probe Surface Intensities as an Indicator of Transdermal Permeant Distributions Using Wide-Are To-Photon Fluorescence Microscopy - Yu, Kim, So, Blankschtein, Langer
Naflon/ Poly(vinyl alcohol) Blends: Effect of Composition and Annealing Temperature on Transport Properties - DeLuca and Elabd
In Vitro Visualization and Quantification of Oleic Acid Induced Changes in Transdermal Transport Using Two-Photon Flourescence Microscopy - Yu, Dong, So,Blankschtein, Langer
Water and Salt Transport Behavior through Hydrophilic-Hydrophobic Copolymer Membranes and Their Relations to Reverse Osmosis Membrane Performance - Park, Freeman, Zhang, Fan, Sankir and McGrath2
血液脳関門(BBB)
Porcine Brain Microvessel Endothelial Cells (PBMEC) as an In Vivo Blood-Brain Barrier (BBB) Permeability - Zhang, Li, Ye, Johnson, Poe, Johnson, Bobrowski, Garrido, and Madhu
燃料電池用膜の開発
Fuel Cell Approaches - Clean Energy Center
水平型拡散セル:FAQ
- Q:経皮吸収試験をしたいのですが、より多く言及されるフランツ型拡散セルとどちらが良いのでしょう?
- 一概にどちらとは言い切れません。一般に経皮吸収剤や化粧品の評価等であれば完成品が使われる状況をシュミレートしたフランツセルを使われる方が多いです。逆に製剤本来の膜への吸収性の評価等では正味の透過をみるため水平型の拡散セルが使用されるケースが多く見られます。長年研究をされている施設では通常2つをこれら用途に合わせて使い分けています。
Q&Aの最終更新日 : 2012-02-13













