多目的LB膜作製装置MicroTrough G1 

主な特徴

多目的LB膜作製装置MicroTrough X

コンパクトでオールインワンのポータブルLB膜作製装置

広範囲に界面活性化学実験に使用できるLB膜作製装置です。付属品の使用でLB膜作製、表面張力測定等がソフトで制御可能です。LB膜採取用器具を含め全てが付属します。コンパクトな可搬タイプなので約5分程度でセットアップが可能です。

リボントラフ装着時のLB膜作製装置

モジュールにより多目的に使用できるLB膜作製装置

必要に応じてオプションのモジュールを追加することで様々な測定に対応できるLB膜作製装置です。写真の「Rリボントラフを使用すれば高張力でのLB膜作製が可能。また表面電位計MicroSpotの装着で表面電位の測定も可能です。

収縮等温曲線

独自開発の小型センサーを搭載したLB膜作製装置

他のLB膜作製装置にない特長として技術的な核でもある独自センサーにより表面張力、収縮等温曲線を0.01mN/mという高感度で測定。表面張力、表面圧測定において非常に小さな容量で実現します。LB膜作製を小さな表面積の基材で行うことができます。
 
従来のPtプレート使用におけるアーティファクト・ヒステリシスを除去します。また従来のフィルター使用時の塩の乾燥、堆積から起こるエラーを防止します。表面圧力測定範囲は0 から130 mN/mを実現。

大気圧コントロール:アクリル製柵、ガス(アルゴン、水素)によるパージによりフィルムの酸化を防止、表面圧の時速測定中に顕微鏡、分光計でのフォトブリーチングの最小化を可能にします。分解能は0.2µN/m、温度センサーは自動モニター後、測定中に表示し、最小分解能は0.1度を実現します。

LB膜作製装置

LB膜の作り方、LB膜作製装置とは

純水を満たした水槽容器(トラフ)の水面上に疎水性もしくは両親媒性物質を1滴展開します。このとき水面に広がった薄い膜の厚さは1分子のものと同じになり、この展開した膜を単分子膜と呼びます。

この不溶性単分子膜をサブストレートと呼ばれるガラス基板等の上に複数回写し取り、累積する膜(分子累積膜)を作製する際に使用するのがLB膜作製装置(Langmuir-Blodgett膜作製装置)です。

LB膜を作製する際にトラフ(水槽)が汚染されずに正確な表面張力をモニターしながら作業を行うことがとても重要です。また両サイドからバリアを安定的にソフト等でコントロールする必要があります。キブロン社製のLB膜作製装置は独自開発の高性能バランスセンサーを採用することでトラフを業界最小サイズに成功しています。また使いやすい専用ソフトと左右対称で精度の高い圧縮を可能にするダブルバリア方式を採用しています。

主なアプリケーション、応用例

単分子膜の作製

MicroTroughXと豊富なアクセサリーを使用することで多くのアプリケーションに対応することができます。生体膜、細胞膜ラフト、脂質や膜内在性タンパク質等は現在のバイオサイエンスの最先端の話題になっています。単分子膜の使用はホスホリパーゼ、 肺サーファクタント、細胞伝達、抗菌ペプチド、血液凝固、細胞接着等の分野におけるモルキュールレベルのメカニズムを解き明かすのに大変役立ちます。:

・ペプチドとタンパク質の脂質単分子膜への浸透
・タンパク質の2次元的結晶化
・酵素の単分子膜における作用(表面圧、等温曲線、等圧線、等面積を記録)
・脂質ラフトの構成
・製剤、ペプチド、脂質を含むたんぱく質の相互作用の計測
・単分子膜への蛍光顕微鏡、分光計測
・単分子膜での酵素の働きをミニター
・製剤における表面張力、CMCの特定
・表面電位の計測

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