微生物増菌培養装置PMEU :特長
従来型のと比較
操作方法
①菌のサンプリング後、即座に増菌培養。シリンジ型採取器によりサンプリング。熟練なしに確実な採取が可能です。通常のふき取りに加え気体の採取や、食肉等からの直接のふき取りや卵からの直接採取による検査も可能です。 | ②選択培養液の添加採取、選択培養液の添加を繰り返し、最大10本までのシリンジをPMEU本体にセットします。 | ③シリンジを本体にセット採取、選択培養液の添加を繰り返し、最大10本までのシリンジをPMEU本体にセットします。 | ④パラメータの設定最適な時間・温度・大気の気流、ガス流量等を設定から選択します。オプションで既に設定済みのプログラムを使用可能です。 |
⑤増菌培養約十時間ほどで増菌培養。 | ⑥検出装置の使用・解析設定された増殖時間終了後、シリンジを取り外し、現行の検出方法(PCR、抗原抗体、バイオチップにて解析。) | ⑦増菌したサンプルのハンドリング-1増菌後に顕微鏡で確認する際にも、シリンジから適切な分量を汚染のリスクを最小限にした状態で作業が行えます。 | ⑧増菌したサンプルのハンドリング-2左記と同様に増菌後にディッシュにシリンジから適切な分量を移す再にも汚染のリスクをの最小化を実現します。特に有害と考えられる菌を扱う際のハンドリングを向上させます。 |
微生物増菌培養装置PMEU :使用例
CASE1 農地表面の衛生管理
問題点
農地表面の衛生管理における一般的な問題点は、微生物が乾いた表面に存在していることである。綿棒のような通常の採取法ではその後の検出に適切なサンプリング標本の入手が非常に困難となる。加えて輸送中に微生物が劣化してしまうことである。
ストレスの多い輸送後に微生物が"衰弱"状態で生存していたとしても通常の増菌や検出手順の間に使用に耐えるレベルまでの通常は回復に至らない。
このためサンプルを定期的に収集していても、農地表面にいる微生物について正確な状況を把握しているとは言えなくなってしまう。この事で品質管理が行われるに関わらず、知らぬ間に実際の食品が汚染する可能性が出てきてしまう。また本来問題のある微生物が安全とされる"母集団"へ隠れてしまう可能性も出てくる。
解決策
PMEUでの迅速な増菌は検出しようとする微生物にとって状況を改善し、結果として軽度の汚染についても検出する。(写真参照)
同じ農場より採取された衛生サンプルについて各々別々の処理を行った。緑色菌は大腸菌型細菌、黒いものは大腸菌を示している。
Orion Diagnostica Oy´s (Espoo, Finland) Coli-Coliform乾熱法で1日培養
写真右より
1) 湿らせたシリンジ型採取器でPMEUへ。試験室へ移動後マッコンキー培地を使用、PMEUで増菌6時間。
2) 湿らせたシリンジ型採取器で採取、試験室へ輸送。TBS緩衝液を使用。
3) 湿らせたシリンジ型採取器で採取。注射器容器でそのまま試験室へ輸送。
4) 乾いたシリンジ型採取器で採取。注射器容器でそのまま試験室へ輸送。
5) 湿らせた綿棒で採取、試験室へ輸送。TBS緩衝液を使用。
6) 乾いた綿棒で採取。乾いた試験管で試験室へ輸送。
CASE2 管理産業排水および公共排水
問題点
乳製品工場においてテストが2003年6月4日、5日、11日のAM5:30から各々行われた。サンプル全体の合計は160以上になり、搾乳部門、バター生産部門およびコテージチーズ生産部門の3つの異なる単位から取り出された。またトラックからの生乳サンプルについても、現場で調査が行われた。
通常これらサンプルは試験場または乳製品工場で採取され、タンク内・産業生産ライン内・コンテナ内の製品は検査結果の"青信号"を待って工程を進むこととなる。
解決策
サンプル手法としてポータブル微生物培養装置(PMEU)の乾燥培養法を用いての互換性および有益性に関して検証を行った。結果は非常に有益な方法であり、より信頼性のおける結果を得られ、テストから大腸菌株による汚染が確認された。
写真ではPMEUの利点が論証されている。上段のサンプルは酪農試験所における乾燥培養したもの、2番目の段のサンプルは試験所へ冷蔵輸送した6時間後のもの、3番目のサンプルは採取後すぐに現場でPMEUを使用して6時間の培養したものである。
微生物増菌培養装置PMEU :スペック
微生物増菌培養装置PMEU :文献・資料
バリデーションその他
Fast detection of bacterial growth by using Portable Microbe Enrichment Unit (PMEU) and ChemPro100i® gas sensor
Elias Hakalehtoa, Jouni Pesolac, Anneli Heittob, Brajesh Bhanj Deob, Kari Rissanen, Ulla Sankilampid, Tarmo Humppif and Heikki Paakkaneng
Pathophysiology Volume 16, Issue 1, June 2009, Pages 57-62
Aerobic and anaerobic growth modes and expression of type 1 fimbriae in Salmonella
Elias Hakalehtoa, Jouni Pesolab, Lauri Heittod, Ale Närvänena and Anneli Heittoe
Pathophysiology Volume 14, Issue 1, 31 May 2007, Pages 61-69
Semmelweis’ present day follow-up: Updating bacterial sampling and enrichment in clinical hygiene
Elias Hakalehto
Pathophysiology Volume 13, Issue 4, December 2006, Pages 257-267
Dualistic acidic and neutral glucose fermentation balance in small intestine: Simulation in vitro
Elias Hakalehtoa, Tarmo Humppib and Heikki Paakkanen
Pathophysiology Volume 15, Issue 4, December 2008, Pages 211-220














